多摩美での講義

先日久しぶりに母校へ

OBとして今の活動内容を学生達にお話する機会を頂きまして、嫁ともう1人同期の作家の3人がお呼ばれ。

5年間住んだ八王子の駅前も高層ビルが建って様変わりしていました。

多摩美も卒業してから11年で随分と新校舎が建ちました。
受験者数が減っている昨今どこからお金が出ているのかは不明…多摩美は美術系ではナンバーワンの学費なんですがおおよその使い道が一目瞭然の景色でした。あまりの変わりように迷子になるという…

講義は9時半からで、打ち合わせを9時にするということで家を出たのは7時半。
最近4時寝の自分には苦行です。

案の定、講義が始まっても頭はボーっとする始末。
順番が最後だったのでなんとか写真を織り交ぜつつ話を進めることができました。


卒業間近の4年生と院生が対象でした。

作家志望と就職組は半々?くらいかな。
先生方いわく、毛色の違う講師陣だったから普段よりも喰いつきは良かったそうです。

想像どおり質問は少なかったんですが、学生の頃の自分を振り返ってみても同じ反応かなと。
何を質問したらいいかなんてこの時は相当意識が高くないとわかりっこありません。大体が卒業後何年かして、あぁあれはこういうことを言ってたのかってある程度経験して初めて気付くことが多い。

そういった意味では、かなり真剣にノートをとっている子がいて感心しました。とりあえず今はそのリアクションが正解!

欲を言えば、2.3年生とも話をしてみたいかなぁ
学生のうちにやっておいた方がいいことって本当にたくさんあるし。
海外に旅に出るとか、他の学科の友達を作っておくとか、軽ーい犯罪に手を出…とか。

どうしてもあの山の中の学校だと社会から切り離されてしまうので、卒業後に悔しい思いをすることが多いんですよね。

それはそうと4年生は表参道スパイラルで卒展を控えています。今回は前期後期ともに見に行かねば。

みんな僕らの頃よりも技術力が高くて感心します。ヘタウマの多摩陶は過去の話かな 笑
まぁ昔の良さと今の良さは違うか。
どの時代が自分の感性に合ってるかは、そして選択できるかは運と努力次第。



やっぱ青春時代を過ごした場所に行くと少しセンチメンタルになるなぁ
久しぶりにみんなに会いたくなった。

この辺で切り上げよう。



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