音と光 / 雨の庭





小さな池に落ちる水滴は轍を描き、まるで踊っているかのよう。
水滴の動きにつられて外に出てみると、見慣れているはずの景色が少し違って見えてきた。

strings um (ストリングス ウム)
新村隆慶と新村康子の夫婦による弦楽ユニット。2018年3月、デザイナー猿山修氏によるレーベルよりCD"requiem"を発売。

飛松 弘隆(トビマツ ヒロタカ)
「飛松陶器 tobimatsu TOKI」の屋号で磁器の鋳込みを中心とした作品を発表。磁器の光を通す性質に着目し、透光性を調整した磁土によるランプシェード制作に取り組む。

○新村 隆慶(ヴァイオリン)
埼玉県出身。
ヴァイオリンの音が心や記憶に及ぼす作用に強い関心を持つ。
場に寄り添いながら、その時限りの響きを紡いでいく。
踊りや絵画、花活けとの共演も行う。
2016年9月、オリジナルCD"scenes"を発売。

○新村康子(琵琶、ピアノ)
東京音楽大学ピアノ専攻卒業。
在学中に鶴田流琵琶と出会い、田中之雄氏に師事。古典を参照しながら、西洋と東洋という境を越える演奏を探求している。楽曲制作や編曲も行う。




新村ご夫妻との共演「雨の庭」は、小雨の降るなか無事に終了しました。

一晩だけでは勿体ないくらい、しっかりと空間を作りました。凛とした空間に響く音色はとても気持ちよく、日常とは違った刺激ある良い経験になりました。

舞台演出のためのランプシェード。

今後の課題であり、可能性のひとつだと実感した夜となりました。

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