施釉ワークショップのご案内

前投稿ではオープンスタジオの詳細をお知らせしましたが、こちらでは施釉ワークショップについてご説明いたします。

11/2の初日に施釉しそのまま焼成します。
11/4の16:00頃に窯出しをしてそのままお持ち帰りいただけます。また、後日発送も承ります。


※土日に施釉ワークショップをやりたいという声もありましたので、焼成が後日にはなりますが施釉体験を11/3,4の土日も受け付けることにしました。
カップの数に限りがございますので、ご希望の方はお早めにご予約ください。

当日素焼きのカップが残っていれば飛び込み参加OK。

SNSメッセージか下記まで。
tobimatsu.toki@gmail.com

送料について
焼きあがったカップは後日発送いたします。送料はワークショップ代に含まれております。
但し2日に施釉したカップを4日の窯出しの日に直接お受け取りに来られるかたは500円引きとなります。

34日施釉のかたはすべて後日発送となりますのでご了承ください。(お近くにお住まいの方もこちらの都合上今回は発送のみとさせて頂きます。)




今回のワークショップは、飛松陶器のGraze on Grazeシリーズ(ある釉薬の上からさらに違う種類の釉薬を重ねて施す)を体験できます。

代表的な色の組み合わせでは、青い釉の上から白い釉を重ねたシリーズがあります。
今回のDMの表紙に採用しているものがそれになります。





二重掛けでは様々な組み合わせの違いで焼きあがる色味が多種多様に変化します。
どう組み合わせるかは体験される方次第です。


ではどのような選択肢があるのかは以下になります。

・   2種類の素地色 (焦茶か紺色から選択)
・   2種類の釉薬  (数種類の釉薬から選択)
・    施釉する順番
・    塗布の方法     (今回は霧状に吹き付けるか、筆塗り)
・    釉薬の濃淡
・    窯の中でどの位置に入れるか(上中下段で焼き加減が変わります)

※シングルカップの素地色の選択は先着順となります。各色8個ずつしかカップがありません。ペアカップのほうは2種類の素地でのペアになっております。

※釉薬は数種類を用意しますが、種類によっては後半に残量が不足することもあります。その際はまた別の釉薬を導入します。

※窯入れ位置は上中下段から好きな位置を選べますが、早いもの順に埋まっていきますのでご了承ください。

その他細かな説明は当日隣でサポートいたします。





施釉方法で釉薬を霧状に吹き付ける際の道具
とても原始的な道具ですが口でくわえて吹くと先端から霧状に噴霧できます。
奥の銅製は粒子が粗く、手前のステンレス製は細かいです。
息の強弱を使い分けて濃淡をつけます。


● 体験はシングルカップとペアカップからお選びいただけます。
ペアカップはご夫婦やご友人同士でそれぞれひとつずつ施釉体験されても構いません。




シングルカップ /   小  ¥4,500 (15名先着)
※写真のカップは焼成前の大きさです。焼成でここから10%小さくなります。


ペアカップ   /   中   ¥9,500 (15名先着)
高台の有無のカップ
※写真のカップは焼成前の大きさです。焼成でここから10%小さくなります。


●時間
施釉時間は1個5分ほどになります。
時間割りは設けませんので体験施釉ご予約のお客様はお好きな時間にお越しいただきお声がけください。11/2当日18:30までにお越しいただけなかった場合は自動的にキャンセル扱いとさせて頂きますが、できるだけ事前にその旨をお知らせください。キャンセル料はかかりません。

◉ご予約
下記のメールアドレスまで連絡ください。
tobimatsu.toki@gmail.com

・件名 : 施釉ワークショップ申し込み
・お名前
・電話番号
・ご住所
・シングルカップかペアカップかをご指定ください。






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● 基本的な技法の説明(原型制作から焼成まで、ご興味ありましたらご一読ください)

いつも行なっている基本的な制作の流れは、石膏の塊を手で彫って器の原型を作り、その外側を石膏で型取りします。
型を乾燥させたら、その型の内部に水や薬品で液体状にした磁器土(泥漿/でいしょう)を流し込みます。
すると液体の水分を石膏型が給水し、型の内側に磁器土が皮膜の層となって付着し始めます。数分経って余分な泥漿を外に排出します。
型内部に積層した皮膜はそのまま乾燥収縮が進み、そのうち型から離れて取り出すことができます。
それを800度で素焼きしたものに釉薬を施したら、再度窯に入れて1200度以上で焼成すると器の完成です。


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